リサイクル技術

高含水土固化リサイクルシステム

 高含水土固化リサイクルシステムは強力な油圧連続式ミキサーにより、高含水泥土・軟弱土と高分子凝集剤・固化材等を高速混合攪拌し、土質材料として再生(リサイクル)します。(固化材単独有) 処理能力別に40㎥/h、70㎥/h、100㎥/hの3タイプがあります。

システムの特徴

  • 高含水の泥土を30〜50秒程度で処理、処理過程での排水は出ません
  • 処理前の泥土と処理土の締固後の体積縮減(5~15%)
  • 泥土供給はスクリューコンベヤ、コンクリートポンプの2種類
  • 油圧式連続ミキサーで高速混合攪拌
  • 様々な高含水泥土の性状に対応、現場ニーズに応える
  • 材料供給装置の組合わせにより、2種類以上の材料混合が可能
  • 処理前の高含水泥土の性状は、含水比50~200%程度
    土質は砂質土 ~粘性土、強熱減量15%程度以下
  • 固化処理土は、第4種処理土~第2種処理土(コーン指数:200kN/㎡~800kN/㎡)
    として再生利用が可能

施工の流れ(自硬性汚泥の処理工程(40㎥/h、ユニット型))

● 浚渫土、シールド高含水泥土固化処理(大量処理)

  • プラントは、70㎥/h機、100㎥/h機(セパレート型)
  • 1セット当り1日当たり500~700㎥が可能(片番)
  • 浚渫土、大口径シールドからの排泥に対応
  • 高性能な油圧モーターによる大量処理
  • 高速混合攪拌による安定した品質

100㎥/h機

処理土

● 自硬性汚泥の固化処理

  • 高圧噴射攪拌工法、地中連続壁(TRD,SMW)、基礎杭等の自硬性汚泥の固化処理
  • 40㎥/ユニット型・セパレート型、数量・添加量等は流量計で管理(200〜300㎥/日)

処理前

処理後

※セパレート型、ユニット型、処理能力等種ついては当組合に御相談ください。