セメント及び石灰等を含む固化材により処理された土壌・泥土(汚泥)の中和処理に有効です。
本工法は、pH 中和剤 (下表)を使用し、改良土や自硬性汚泥などの強アルカリ性土壌を中和処理する技術です。 強アルカリ性の改良土及び自硬性汚泥や汚泥処理土などを中和処理します。
改良直後の土壌・泥土はpHが高くケースによってはpH=13.0を示す場合があります。 曝気養生とは、改良直後の土壌・泥土を空気と攪拌混合することで、気中のCO2により 水酸化カルシウム→炭酸カルシウムに変化することによりpHを低減できます。(中和剤の低減)
Ca(OH)2+CO2 → CaCO3+水
●pH12以上の強アルカリ土壌は事前に曝気養生を行いpH11以下にすると経済的な中和が可能です。